令和元年の台風19号では、洪水による施設の破壊のほか、大量の土砂による埋没など農地や農業施設にも多くの被害が発生しました。あまりにも広域的に被害があったため、復旧に向けた設計等を行える事業者が取り合いとなりました。矢吹原土地改良区では頭首工が埋没したり、ゴム堰が膨らまなくなるなどの被害がありましたが設計事業者と連絡が取れず、事務所にご相談がありました。農林水産省を通じて事業者を手配することに成功し、無事翌年の営農までに施設を復旧することができました。そのほかでも、須賀川市の滑川取水堰などでも、地元の声を農林水産省に伝え、早期復旧のお手伝いをしました。